喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

喪女のデートと天秤

優しい同僚氏と週末おデートに行くことになった

同僚以上恋人未満である。

なんか、楽しいようなしんどいような気持ちだ。

生き霊男に会いたいなあ。死んじゃいたい

心のどこかで天秤にかけている

打算的になるのは失礼かなって思うけど、相手も打算でしょ、と思う

変に幻想抱かないでくれーと思う。喪女だからってさあ、なんか、いいようにできるってのとはまた違うんだよなあ

今日話し合ってて、最後に、行く場所まで結構歩くから、当日歩きやすい靴で来てね、って言われて、すごく腹が立ってしまった自分を嫌悪した

だって言われなくったってそれくらい分かるじゃん?バカだと思われてんの?バカにしてんの?ってめっちゃイライラしてしまった

被害妄想爆発で、そういうところが喪女なんだーってすごく思った

相手は純粋な厚意なんだけど、そういうところがイライラする

イライラしちゃダメだけど、感情の出口がない

当日が憂鬱すぎる

喪女の奇妙なデート(破綻する)

喪女だけどデートしてしまった多分デートこれはデートなんじゃないか

優しい同僚氏と

なんか私の誕生日だったし、なんかカジュアルな定食屋さんへお夕飯へ行きました

めっちゃわがままなのは分かっているけど、もうちょっとおしゃれな店に行きたい

そういうのは女子と行けばいいんだよねーって分かってるけど

まあ初っ端からそういう気合いガンガンな店でも困るからやっぱり同僚氏手馴れているなあと思いました

なんか、いるときも生き霊男のことばっかり考えて大変不謹慎だし失礼だって思うけど、生き霊男に会いたい

生き霊男からはもはや何の感情もないということがよく分かる

むしろ、警戒されて距離を置かれている感すらある

愛しているのが完全に空回りで気持ち悪い

というかもはや自分を慰撫するための執着でしかないのだ

優しい同僚氏の優しさに流されるというか、優しさを利用している自分が嫌になる

生き霊男のためにあらゆるものを捧げる覚悟ができているはずなのに

覚悟はすぐ揺らぐし、何も捧げられない

何の力にもなれないし、人生に何のかすり傷も与えられない

オルフェウスを好きになってしまったマイナンの女信者たちの気持ちがよく分かる

八つ裂きにする力が欲しい。いや、実際にしちゃったらダメだから願望だけだけど。八つ裂きにする力を世間のために有効活用したい

それが巡り巡って生き霊男のためになるんじゃないんでしょうか

 

クリスマスが毎年やってくるように

毎月鬱々とした気分はやってくる

薬を飲んだら変わるのか?器質的な問題なのか?

もう解決しないのか?自分が努力不足なのか?わからない。

 

生き霊男を諦めないといけないのに、ダラダラ好きだった。

今年もまたクリスマスがやってくる。生き霊男は異様にクリスマスソングが好きなので、ホワイトクリスマスを聞くと胸が苦しくなる。彼がいるので。

優しい同僚氏は相変わらず優しいけど、距離は詰まらない。

生き霊男と生きていければ何にもあとはいらないっていうのは、

脳が依存状態なのだと思う。正常じゃない。正常じゃない執着。

それはわかっているのだ。

 

毎月生理とともに鬱々とした気持ちがやってくるのと一緒で、

自分の本心じゃないところから注入された感情なのだろう。

生き霊男が欲しくてたまらなくなって苦しむのも、

そういう、本心じゃないところから注入された感情なのだろう。

でも、とりあえず苦しいのは変わらないのだ。

苦しいのは変わらず、苦しみを正しい意味で理解できるのは、

それを味わっている当の本人であるところの私しかいないのだ。

 

苦しい死にたいとかで検索すると命の電話が出てくるし

そんなこと言われてもえええみたいな気持ちになって、

どうしようもないので、朝からチョコレートケーキを食べる。

明らかに健康に悪い。

明らかに。

煙が目にしみている

優しい同僚氏と飯を食いに行ってしまった

めっちゃ恥ずかしい

何だこの天に昇る気持ちは

女の子扱いされるのが大変恥ずかしい

生き霊男に会いたい

生き霊男に優しくされたい

そんなことを思ってしまった

本当に死にたい

 

お前のバイクを盗んで今朝は

お腹が痛い。よろれいひーってくらいお腹が痛い。

痛くない。我慢できる痛みは痛くないのだ。痛いってどこから?どこから痛いなのか?

明らかに腹の中何かいるよね?

という夜を過ごした後、今日は吐き気と眠気がひどかった。

何だろう?毎日生き霊男の痛みを肩代わりしたいと願い続けているので願いが叶ったのでしょうか。

バイクを盗めない人生を送ってきたから、生き霊男にバイクを盗ませようとしている。それはフェアじゃないよね。って自分でわかっているけれども、好きになっちゃったらもう終わりじゃないですか?

人生がつらいほど幸せになれるお水

幸せドラッグをいっぱい摂取してますます虚しくなる。

ストロングゼロをなんかタイトルのように表現したりしなかったりした人がいて、すごく秀逸だと思った。

どんどん摂取量が増えていく。酔いの中に一瞬生き霊男が現れる。隣人としての好意を示してくださる。

むなしい。

喪女の結婚以前にすること①だらしない自分を変えたいのだが

 だらしない自分を変えたいのだが、本当に、生き霊男にしろ誰にしろ、男の人と付き合える自信がない。完璧になりたいと言うわけではないけれど(なれない)、例えば自分がもし愛する人に贈り物を贈るなら大変良い贈り物を贈りたいです。きっといろんな店を回り長時間ネットで調べ厳選に厳選して贈るでしょう。多分ね。私が生き霊男(等)に贈ることができるのは、自分の存在だけなのですが、その自分の存在がお粗末なので、よろしくありません。だから、自分が自分の恋人であるかのように、自分を育み自分を変えていきたいと思いました。

 自分を変えるとはいかなることでしょう。食べたものはひと月で身体から抜けて行くそうですが、ひと月は自分の体を構成しているようです。習慣を己の力とすることです。私事ですが、昔から(今も)大変な内弁慶で、多分病的な恥ずかしがりでした。電話を取ることができませんでした。連絡網を回すことなんて、吐き気がして、まるで人に告白するみたいに緊張していました。今も、まあ相変わらず勇気はいりますが、できます。何度もやったからです。そういうことです。

 習慣化するのです。良い習慣を形成し、己の力とするのです。

 でも、何を習慣化すれば良いのか、どうすれば正しい人間(これが正しいかは考えないとして)になるために必要な習慣なのか、あまりのだらしなさの中で生きてきた私にはわからないです。とりあえず、理想の朝の生活を列記してみました。

着替える 5分
ベッドメイクをする 2分
カーテンを開ける 1分
顔を洗う    2分
化粧水をつける  2分
乳液をつける   3分
床掃除をする   10分
トイレ掃除をする 10分 35分
モーニングノートをつける 20分
瞑想をする   1分
エプロンをする  1分
ご飯を準備する 10分
お弁当を詰める 20分
お弁当を運ぶ  30分
畑仕事     20分
ご飯を食べる  20分
勉強をする   60分
ピアノを弾く  30分 
掃除機をかける 10分 

歯を磨く 3分
メイク・ヘア 30分
家を出る

これだと、朝起きてから家を出るまで4時間以上必要になってしまいます。無理だ!現実を見ろ!やりたいことはいっぱいあるのに何かふわふわしていてダメやなって感じですわ。現実を見ろ!己の能力を考えろ!だらしないのに色々手を出そうとするからダメなんだ!耳が痛い。耳が痛いよー。

 では、最低限生活に必要そうなところだけ拾ってみるといかがでしょうか。

着替える 5分
ベッドメイクをする 2分
カーテンを開ける 1分
顔を洗う    2分
化粧水をつける  2分
乳液をつける   3分
ご飯を準備する 10分
お弁当を詰める 20分
ご飯を食べる  20分 

歯を磨く 3分
メイク・ヘア 20分
家を出る

90分ほどでできることが分かりました。いやー、逆に言うと、最低のことをしようとしても90分はかかるんですよね。今まで、20分ほどでやっていたので、どれだけ必要なことを端折っているのか(端折れるってことだけど)、その端折ったことがだらしない自分への罪悪感となってちびちびのしかかっていたと言うことだと思います。例えば、ベッドそのままだったり、化粧水つけてなかったり、ひどい時は化粧してなくて会社行きながらやっていたり、着いてからトイレでやったり、髪もボサボサだったり、そう言うのが自分への信頼を失わせていたのだろうと思います。これに則ると、朝の余剰時間は、私の起きれそうな時間で逆算するとプラス30分が限度なので、何かしらやりたいことを削る必要があります。まあ、畑のこととかくらいでしょうか。

 

夕方編

着替える3分

洗濯+干す 20分 

ご飯の準備 20分

ご飯を食べる20分

洗い物10分

掃除90分

風呂30分

風呂上がりに化粧水・乳液をつける3分

風呂上がりのまったり 30分

パジャマに着替える5分

髪を乾かす 10分

明日の準備10分

これで240分くらいかかっている。4時間くらいだ。もし、18時に帰宅したとしても(できるかは別)22時までかかってしまうのだ。休みの日におかずのまとめ作りをする、買い物をする、布団を干す、シーツを洗うとしてもこれだ。

プラス、やりたいことを足すと時間が足らない。掃除の時間をちょっと減らすとしても、プラス90分くらいが限度だろう。

ジムでトレーニングをする 120分

勉強 120

読書 30分

ピアノ30分

足らないのだ。きちんと生きるには時間が思いの外必要という事実に驚いた。ああ。きちんと生きるとか、丁寧な生活に憧れるけど、それには犠牲にするものが色々あるのだ。そして、絶対これにプラスでダラダラネット見たりする時間がある程度あるし、それは全くゼロにできないと今までの経験から思いました。一日で自由な時間は2時間くらいしかないのだ。今までがダラダラして自由すぎだった。というか、睡眠時間を削って自分の調子を落としていたのだ。

もう一度じっくり考えたいと思いました。