喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

君の股間で眠る夢を見た

本当に申し訳ないけれど、会社の隣の席の青年よ、君の股間で眠る夢を見た。

君の股間に私の頭がぴったりと挟まっていて、作り付けの家具のように完璧であった。

君のふぐりは柔らかで温かで、布団のようで、実際布団だった。

息が当たって、そういえば君は肛門から呼吸する種族だったことを思い出した。(実際は自分の息が布団に当たって跳ね返ってきたもの)

肛門で呼吸ってなんだよ、と目覚めてから泣きそうな朝であった。

ふかふかのお布団からふぐりに飛んでしまう潜在意識が、私の下品な本性を象徴しており、さすがとしか言いようがない。

 

痩せたいなー痩せたいなーと思うだけで何もしていない。結果が出ないとモチベーションが下がる→ますますやらなくなる→一生デブや・・・・・・の繰り返しループである。そろそろ抜け出そうよ!と思って、脱デブ計画を立てた。計画を立てると途端にこわくなって実行できなくなる。何が怖いのかわからないけれども、なんか怖いんだよね。痩せて9号のお洋服が着たいです。レギュラーサイズのフロアに行きたいです。なんであんなに小さいサイズなのか分からない。世の中の女性は囚人服をまとっているようだ。←お前がでかいだけだが。l

週3回以上はジムへ行く。有酸素運動を30分以上する。階段で上がる。晩酌は週に1回程度にする。朝牛乳飲みたくなるけど控える。

夜中の食事はしない。ただし金曜日は夜更かししてだらだらおやつ食べていい。

 

この一ヶ月くらい、ジム週三回は概ねできている。それでも1キロ減るか増えたかグズグズしている感じ(というのも、1キロの脂肪を減らすのに約7000キロカロリー必要だから、ジム1時間で200強カロリー消費で、月15日でも3000くらいしかならないから、この停滞っぷりは辻褄合ってるのか)。

現在68.8キロ。はあー。でもこれくらいだったらまだ自分の中ではオーケーっていうあたりがだめ女思考である。70行くと危機感が募り出す。

一ヶ月3キロペースで頑張るとして、1月:66キロ、2月63キロ、3月60キロ、そこから一ヶ月1.5キロペースの減量で、4月58.5キロ、5月57キロ、6月55.5キロ、7月54キロ、8月52.5、9月51キロ、10月50キロ。一年がかりの大プロジェクトになってしまうね!超絶飽きっぽい私ができるのか……。自分を飽きさせない工夫を考えて実践して行きたいです。そして来年の冬服は全部買い替えちゃうんだい。服の断捨離をしすぎたせいか上に着る服がなくって、毛のセーター1枚とカーディガン1枚をくるくる回してしのいでいる感じです。なので余計、来年は9号サイズの冬服を買おう!とテンションが上がります。

でも、太ってても自分に自信があればいいよね、と思う。過程を楽しみながら、もっと綺麗になる自分を楽しむ……そういうキャラだったら喪女じゃないよね、ってちょっと思いました。