喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

クリスマスが毎年やってくるように

毎月鬱々とした気分はやってくる

薬を飲んだら変わるのか?器質的な問題なのか?

もう解決しないのか?自分が努力不足なのか?わからない。

 

生き霊男を諦めないといけないのに、ダラダラ好きだった。

今年もまたクリスマスがやってくる。生き霊男は異様にクリスマスソングが好きなので、ホワイトクリスマスを聞くと胸が苦しくなる。彼がいるので。

優しい同僚氏は相変わらず優しいけど、距離は詰まらない。

生き霊男と生きていければ何にもあとはいらないっていうのは、

脳が依存状態なのだと思う。正常じゃない。正常じゃない執着。

それはわかっているのだ。

 

毎月生理とともに鬱々とした気持ちがやってくるのと一緒で、

自分の本心じゃないところから注入された感情なのだろう。

生き霊男が欲しくてたまらなくなって苦しむのも、

そういう、本心じゃないところから注入された感情なのだろう。

でも、とりあえず苦しいのは変わらないのだ。

苦しいのは変わらず、苦しみを正しい意味で理解できるのは、

それを味わっている当の本人であるところの私しかいないのだ。

 

苦しい死にたいとかで検索すると命の電話が出てくるし

そんなこと言われてもえええみたいな気持ちになって、

どうしようもないので、朝からチョコレートケーキを食べる。

明らかに健康に悪い。

明らかに。