喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

アルコールは男の代替物

さみしき胸にホットバタードラムを流し込む。おお。

けれども本当はラムがなくって、ブランデーを流し込む。おお。

生き霊男の持病平癒を祈願してた、酒を断ち祈りを捧げようと思った矢先に、下心に溢れた神聖なはずの思いは、アルコールにずるずる流される。(その方が彼にとっては幸せかもしれない)

アルコールは男の代替物。私にアルコールが不要な世界をおくれよ。

寂しさが鬼火のように漂って、さびしさが鬼火のように漂って、松明をかがげるように、グラスをかかげて喉に押し込む。炎は流れ、やがて腹では沈黙の臓器肝臓さんが頑張ってアルコールちゅう毒物を分解して無害化している。

例えば男がいたとして、それで寂しさはどうにかなるのか。多分もっともっと悲しくなるよ、君は。それが分かっていて、だからとても寂しい。

 

近道の一つに、ショッピングモールをぶち抜くルートがあって、そこで会社のみたことある人(よく知らない)が、彼女とご飯を食べていました。こんな人目につきやすい場所で、仲睦まじくご飯を食べているなんて、なんだかすごくびっくりして、悲しくなりました。そういうささやかなデートがしたいな。と思うと、冬の悲しみが増した。

板ばさみというか無茶な締め切りの間の調整でものすごくものすごく疲れていて、ひと段落したので奮発してマッサージ屋へ行くと、力をゴリゴリ入れてくるけど、弱くしてくださいが言えずに全然リラックスできずにすごく疲れた。

携帯屋さんで問い合わせをしたいのに、一つの質問に一時間半待つ羽目になった。全部自業自得だけど、無性にイライラした。

帰ったら67.8キロだった。特に何もしていないけど、減ってる。鏡を見ると悲しいほど十分にデブだった。

 

易経を久々に立てた。と言っても、ランダム関数の陰と陽を当てはめただけだが。離為火と、山水蒙。正しいものについて学べと彼らは言う。火は叡智、火は力、火は従属。