喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

さまよえる子宮

ヒステリーの語源はさまよえる子宮らしい。私の子宮は絶賛さまよい中だ。自分の嫌なところの一つはヒステリックで物に当たるところである。久しぶりに毒気味の母にいらっとしてしまって、彼女は本人無自覚だけど言ってはいけないワードというか、根本的な人格を貶めることをさらっと怒鳴ってしまうんだよね。その前に声がイライラして既に気持ち悪くなってたけど、そんなこんなで一悶着あって、その後イライラがおさまらず別室で物を椅子に打ち付けて壊してしまった。人間として最低だなってわかっているけれども、最低だなって落ち込むところまで含めて自虐行為として楽しんでいる(?)ような気がする。予定調和だから、私はそういう母の良くないところをきちんと遺伝しているクズだから、この状況から出られないんだって思って安心しているのでしょう。

世界の虐殺の歴史を見て、現在進行形で繰り返されているけれども、見たいものしか見ようとしない私がいるのであった。世界のこととか考える前に、自分の衝動にすら抗えないのである。こんな醜い私がいるゆえに、喪として生きざるをえないのだと思う。

自分が変わりたくないか?自分が変わりたいよ。