喪女の結婚

あるいは幽霊を見ないこと

喪女の奇妙なデート(破綻する)

喪女だけどデートしてしまった多分デートこれはデートなんじゃないか

優しい同僚氏と

なんか私の誕生日だったし、なんかカジュアルな定食屋さんへお夕飯へ行きました

めっちゃわがままなのは分かっているけど、もうちょっとおしゃれな店に行きたい

そういうのは女子と行けばいいんだよねーって分かってるけど

まあ初っ端からそういう気合いガンガンな店でも困るからやっぱり同僚氏手馴れているなあと思いました

なんか、いるときも生き霊男のことばっかり考えて大変不謹慎だし失礼だって思うけど、生き霊男に会いたい

生き霊男からはもはや何の感情もないということがよく分かる

むしろ、警戒されて距離を置かれている感すらある

愛しているのが完全に空回りで気持ち悪い

というかもはや自分を慰撫するための執着でしかないのだ

優しい同僚氏の優しさに流されるというか、優しさを利用している自分が嫌になる

生き霊男のためにあらゆるものを捧げる覚悟ができているはずなのに

覚悟はすぐ揺らぐし、何も捧げられない

何の力にもなれないし、人生に何のかすり傷も与えられない

オルフェウスを好きになってしまったマイナンの女信者たちの気持ちがよく分かる

八つ裂きにする力が欲しい。いや、実際にしちゃったらダメだから願望だけだけど。八つ裂きにする力を世間のために有効活用したい

それが巡り巡って生き霊男のためになるんじゃないんでしょうか